その鍵盤をハックせよ。

エレクトーン拡張デバイス ELSynchronizer

試作中です。実機での確認はこれからです

Node・Duck・Maestro・Ghost の4機種を横に並べた CG。白い筐体の天面に、デバイスごとの意匠が印刷されている

システム

エレクトーンに Node をつなぎ、その先に使いたいデバイスをつなぎます。

  1. エレクトーン
  2. NodeMIDI Adapter
  3. DuckMIDI Ducker
  4. Maestro4-Port MIDI Clock Router & Translator
  5. GhostMIDI-Triggered Backing Track & Video Player

ラインナップ

4機種を真上から見た CG。左から Node・Duck・Maestro・Ghost
NodeMIDI Adapter DuckMIDI Ducker Maestro4-Port MIDI Clock Router & Translator GhostMIDI-Triggered Backing Track & Video Player

MIDI Adapter

Node

エレクトーンの MIDI 端子(OUT / IN)を LAN ケーブル1本にまとめます。電源はいりません。

Node の CG。細長い筐体の天面に青緑の NODE のロゴ
EL OUTEL IN 12345678 NEXT DEVICE 4 · 5EL から 3 · 6EL へ 1 · 25V 7 · 8予約
筐体
108.0 × 52.4 × 32.0 mm
電源
不要(隣のデバイスから LAN ケーブルで供給)
端子
EL OUT / EL IN / NEXT DEVICE
固定
底面にベルトを通す溝
端子
EL OUT
エレクトーンの MIDI OUT へ
EL IN
エレクトーンの MIDI IN へ
NEXT DEVICE
Duck・Ghost の EL SIDE か Maestro の EL 1〜EL 4 へ。電源はここから受け取ります
ランプ
点いている
相手のデバイスから電源が届いています
消えている
電源が届いていません。相手の電源と LAN ケーブルを確かめてください
Maestro の背面。RJ45 の端子が4つ並び、下に EL 1〜EL 4 の刻印がある

使い方

01エレクトーンに Node をつなぐ
02使いたいデバイスをつなぐ
03リズムをスタート

動画

撮影予定
Maestro同期なし / あり
撮影予定
Duck
撮影予定
Ghost
撮影予定
AXMaestro の AX モード
Maestro の天面に寄った CG。黒いノブと有機ELの窓、臙脂の意匠

共通の機能

ふつうの MIDI 機器 MIDI ケーブル2本 MIDI 機器 電源 ELSynchronizer Node 電源は LAN から LAN ケーブル1本 Duck など USB-C 電源 プラグ 1 8 ジャック 4 · 5EL から 3 · 6EL へ 1 · 25V 7 · 8予約 PC・ルーターには挿さない

01

LAN ケーブルでつなぐ

行きと帰りの MIDI と Node の電源を LAN ケーブル1本で送ります。エレクトーンの横に電源はいらず、離れたデバイスまでこの1本でつながります。

Maestro の画面。右上に SET A1、SYNC の下に EL1 から EL2・EL3・EL4 へ線が分かれる図、いちばん下に AX REG OFF と BTN OFF
Maestro
Duck の画面。上に1小節の音量のカーブ、右上に曲番号 A1、下に DEPTH・PATTERN・ATTACK・RELEASE・GROUPS の値
Duck
Ghost の画面。上に曲名、下に PLAYING・SET A1 と EL 120.0 / 120.0 BPM
Ghost

02

2.42インチの有機EL

Maestro・Duck・Ghost に搭載しています。画像は実際のファームウェアの表示です。

回す選ぶ・値を変える
押す決める
長押しメニュー

03

ノブで操作

回す・押す・長押しの3つの操作は、Maestro・Duck・Ghost で共通です。

Node の側面に寄った CG。丸い MIDI 端子が2つと、RJ45 の端子が1つ

つなぎ方

Maestro 1台でエレクトーンを4台までつなげます。

EL 1NodeDuckMIDINEXT DEVICEEL SIDE
NEXT DEVICE → EL SIDE
同じ名前の端子どうしはつながない
1つの端子から枝分かれさせない

端子

Node の CG(端子はすべて1つの壁に)
シミュレータの画面。接続例の図に機器が並び、右に選んだデバイスの天面と有機ELの画面が出ている シミュレータを開く

ブラウザで試す

Maestro と Duck の実際のファームウェアを、ブラウザで動かせるシミュレータです。

3D ビューア

4機種を回したり、ふたを開けて中の基板を見たりできます。

仕様

数値は設計値です。実機で確かめていないものは「検証中」としています。

Maestro

4-Port MIDI Clock Router & Translator

役割
同期の中心。エレクトーン4台に同期信号を送る。AX-Edge の信号変換も担う
筐体
108.0 × 108.0 × 32.0 mm
基板
98 × 98 mm・4層(Rev.3.0-draft)
電源
USB Type-C
端子
EL 1〜EL 4 / NEXT DEVICE · SEND ONLY / USB / AX IN / mi.1 PWR
モード
SYNC / AX / THRU(起動時は SYNC)。ファームウェア v30
設定
曲ごとに30曲ぶん。演奏会のプログラムの曲番号(A2 など)で呼ぶ

Node

MIDI Adapter

役割
エレクトーンの MIDI 端子につなぐアダプタ。マイコン非搭載
筐体
108.0 × 52.4 × 32.0 mm
基板
90 × 46 mm・2層
電源
不要(隣のデバイスから供給)
端子
EL OUT / EL IN / NEXT DEVICE
固定
底面にベルトを通す溝

Duck

MIDI Ducker

役割
拍に合わせてボイスの音量を一瞬下げる
筐体
108.0 × 74.4 × 32.0 mm
基板
98 × 68 mm・2層
電源
USB Type-C(給電専用)
端子
EL SIDE / NEXT DEVICE / 5V IN
設定
DEPTH / PATTERN(BEAT・2&4・USER1〜4)/ ATTACK / RELEASE / GROUPS。曲ごとに30曲ぶん(曲番号で呼ぶ)。ファームウェア v14

Ghost

MIDI-Triggered Backing Track & Video Player

役割
伴奏と映像の再生。受信のみ
筐体
108.0 × 136.6 × 32.0 mm
基板
98 × 62.5 mm・2層
電源
USB Type-C(PWR 5V)
端子
EL SIDE / NEXT DEVICE / PWR 5V / AUDIO OUT(3.5 mm)/ HDMI
セットリスト
曲順と曲番号(A2 など)を演奏会ごとに。操作盤のソフト PANEL v3.4
映像(検証中)
曲ごとに1本・H.264・1080p 以下・30 / 60 fps。停止中は次に始まるコマで静止

AX

役割
AX-Edge → mi.1 の変換器(単独版)
状態
製作予定なし。Maestro の AX モードで代用
筐体
101.4 × 101.4 × 29.5 mm(設計のみ)

チェーン

ケーブル
LAN ケーブル Cat5e 以上。より線・AWG24 がおすすめ(細い「スリム」は不向き)
中を流れるもの
31250 bps のシリアル MIDI(電流ループ)。Ethernet ではありません
RJ45
4・5 下り / 3・6 上り / 1・2 給電 / 7・8 予約
給電
区間ごとに給電。5V を出すのは EL SIDE 端子のみ

端子の名前

EL SIDE
エレクトーン側。5V を供給
NEXT DEVICE
エレクトーンから遠い側。次のデバイスをつなぐ
EL 1 — EL 4
Maestro のエレクトーン用の端子。4つとも同じ機能
SEND ONLY
Maestro の送信専用の端子。受信専用のデバイス(Ghost)をつなぐ
EL OUT / EL IN
Node の端子。エレクトーンの MIDI OUT / MIDI IN につなぐ
AX IN / mi.1 PWR
Maestro の端子。mi.1 Cable の受信側と電源

エレクトーン

設計の元にした資料
ヤマハ ELS-02 / ELS-02C / ELS-02X の MIDI リファレンス
実機での測定
ELS-02
つなぐ端子
MIDI OUT / MIDI IN(本体の USB 端子は不使用)
数
エレクトーン1台に Node 1個。Maestro 1台でエレクトーン4台まで

状態

  • 発注済み4機種の基板(2026-09-24)
  • 検証中LAN ケーブルの信号品質(誤り率)
  • 検証中同期と AX の同時使用
  • 検証中Duck の小節の頭の合わせ直し
  • 検証中給電の電流と Node に届く電圧
  • 検証中Ghost の映像(HDMI・プロジェクター)

よくある質問

パソコンやルーターに挿してもいいですか?
挿さないでください。見た目は LAN ケーブルですが、中を通るのは MIDI 信号です。
Maestro がないと使えませんか?
使えます。どのデバイスも「エレクトーン + Node + そのデバイス」の組み合わせで動きます。
ケーブルは何 m まで使えますか?
まだ決まっていません。電圧は 20 m まで足りる見込みですが、信号の品質は測っていません。
USB TO HOST にケーブルを挿したままでもいいですか?
ELS-02 では、USB TO HOST にケーブルが挿さっていると MIDI OUT からスタート / ストップが出なくなります。
入手できますか?
今はサークル内で使う試作品です。配布の方法は検討中です。

作った人たち

東北大学エレクトーンサークル MUSICA
本番で使うため、回路・基板・筐体・ファームウェアまで自作しています
ライセンス
MIT
連絡先
準備中

くわしい使い方